yuka_rin’s blog

マーケや広報 / IT / キャリア /コミュニティなどのお話を中心に書いていきます

キャリアと年齢の関係はいかほど?〜アラサーあるある物語〜

こんばんは、ゆかりん (@yuka_jyotei) | Twitter です。

 

先日32歳になりました(ありがとうございます!)

ちなみに、アラサーは「30歳の前後3歳」を指します。

25歳のアナタ、四捨五入でアラサーになるんじゃないんですよ?aroundだから!!「〜の周り」っていう意味だから!!!

 

・・・つい熱くなってしまいました。(いつもや

 

 

さて、今回のテーマは「キャリア」と「年齢」。

きっとみなさんがドキっとするであろうテーマを選んでみました(ドヤ

 

このふたつは、切っても切れない関係です。

たとえ実力社会、完全実力主義だとしても。

キャリアと年齢が関係ない人は、ごく一部です。

いや、ほとんど対象となる人はいません。

 

「何歳で、どのくらいできるのか」

「経験年数とキャリアのバランスは?」

「うちの会社の社長の年齢は?」

などなど、

採用においては、年齢はとても重要な1つのピースだからです。

 

採用担当は年齢について何を思うか

 

採用担当は、年齢と経歴書をにらめっこしています。

もちろん実力があれば年齢は関係ない、という会社・担当者もいるでしょう。

でも、年齢を全く見ずに採用すると言い切れる人はほとんどいないと思います。また、人による、という回答をする人もいるでしょう。

まぁ経験年数でおおよその年齢はわかってしまうんですが^^;

 

採用担当が、候補者の人の年齢について何をどう考えているかというと、

(例)

・年齢とスキルのバランスはどうか

・この年齢の人が入社したら、どのポジションについて欲しいか

・全社の(チームの、も可)年齢バランスはどうか

こんなことを考えています。

もちろん、これは状況により変動することは言わずもがな。

中長期的に〜とか言い出すとキリがないですね。

採用面接はお見合い、と言われるのも、このあたりに理由があると思っています。

 

さて、少しスケールの大きな話をしました。

ここから私の実体験ベースの話に移します。

 

26歳、27歳、そして「アラサー」の私をとりまく変化

 

私の前職時代の話なのですが、

27歳になる目前、私は当時いた大阪から岡山に転勤することになりました。

貴重なオフィス立ち上げの経験。

「サラリーマンに転勤を断る理由などない」という思い込みにも似た信念のもと、ふたつ返事で1ヶ月で移動。

友達はもちろん、知り合いも一人もいない状況からスタートしました。

 

しばらく勤務する予定でしたが、大阪で欠員が出たため、1年2ヶ月で大阪に戻ることに。そのときプロジェクトを完遂できなかったことは、少し心残りです。そして、もちろんいい経験でした。

 

苦い経験もいろいろ詰めたこと、立ち上げメンバーとしてオフィス立ち上げに初期から関わっていたこともあり、自信もついていました。

戻ってくる頃には、また誕生日が来ていたので、28歳になっていました。

 

大阪に戻り、以前していた仕事・立場にまた復帰する形となりました。

私がいなかった間に人の入れ替わりもあり、初めて一緒に仕事をする先輩や同僚もいました。

でも、これまでと同じ仕事。仲間たち。慣れているはずの仕事でした。

 

しばらく経って、私は感じるのです。

「あれ、私もう、自分ひとりになっている・・・もう誰からも指摘されることもない、怒られることもない。私はひとりなんだ」と。

 

これは決してネガティブな意味ではなく、自立したという意味の「ひとり」なのだが、自分ひとりでできて当たり前、という状況。その環境。その感覚。

 

いつの間にか、私は、経験と同じく歳を重ねていた。

いつの間にか、私は、会社の中で一人前として扱われる歳になっていた。

いつの間にか、私は、役職が上がった訳ではないのに、(ある程度は)責任を持つ立場になっていた。

 

これは、思い込みもあったかもしれません。

だけど、私の中では、確実に、転勤する前と、違っていた・・・。

 

そして悟るのです。

気にかけてくれた先輩の優しさを。

同期と経験がほとんど同じで全て共有できたありがたさを。

叱ってくれたあの上司の言葉の大切さを。

 

もう、私を叱責したり咎めたりする人は、いない。

 

これが、私が「アラサー」になったとき見えた景色でした。

 

肌で感じた、生の感想です。

 

人によって、会社によって、状況によって、もちろん感じ方は違うでしょう。

でも似た時期に、近しい経験をする人もいるのではないかな、と思います。

 

あの人の言葉を思い返してみよう

 

今、上司叱られてうんざりしている人。

今、アラサーになろうとしていて、自分のキャリアについて悩んでいる人。

今、まさにアラサー真っ只中で、もがいている人。

 

そして、社会人の先輩になった人にも。

 

人生は、変化する。望んでいても、いなくても。

立場も、変化する。出世してようと、いなかろうと。

 

叱ってくれる人のことを、もう一度考え、思い出してみませんか。

その人は、あなたのことを、思って言ってくれたのではないですか。

私も30を超えて、周りの先輩方が言うように、言わなくてもいいことは言わなくなりました。諍いは避けたいから。余計なことはしたくないから。いろんな理由で。

 

もちろん、私も意を決して言うこともあります。

そのときは、すぐにでは無理でも、、、ちゃんとじっくり受け止めてもらえたらうれしい。

私も、逆の立場になったとき、そうできる自分でありたいと思います。

 

 

ゆかりん