ノベルティを作る時に考えること【IT系展示会編】
こんにちは、yuka_rin( @yuka_jyotei )です。
「展示会でブースを出すのでノベルティを作りたいんだけど、どうしたらいいの?」という質問をいただいたので、ブログにまとめようと思います。
【前提】
・IT系の大規模展示会でのブース出展
・名刺やID読み取り機などで連絡先をいただく代わりにお渡ししたい(お礼的な要素あり)
・ノベルティは現時点では何でも良い(食べ物や飲み物、そうでないもの等)
イベントをきちんと把握する
面倒だけど、ノベルティを考えると結局はイベントそのものってなんだっけ?に返ってくるので、ちゃんと整理しておく方が良いです!迷った時の最終的な判断材料になります。
・どんなイベントで
・何がテーマで
・どんな人が来て(合わせて、どんな人をブースに呼び込みたくて)
・いつ、どこで、何日間開催で
・昨年の同イベントの様子(年次イベントなら1年前の話ですが参考として)
・最近開催された類似イベントの様子はどうか(こちらも参考に)
自社のブースでやることは何かを整理する
イベントについて整理できたら、ノベルティをいきなり考える前にそもそもブースについても把握しましょう
・ブース出展する目的や目標は何か
・ブースの出展の仕方はどうか(単独?共同?)
・競合と差別化したい点などあれば
その他参考に収集する情報
・他社や他イベントでのノベルティ
→同じようなイベントではなくとも、やっぱり実際に作られたノベルティは参考になります!自ら外へ出よう!足を運ぼう!実際に触れて、使ってみよう!!
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自社のロゴの規定
・基本的にはロゴの規定は存在しているはずなので、マーケ担当やデザイナーなど、ロゴを管理している方、関わっている方に確認しましょう
・ロゴ規定に添って、ノベルティも作らないといけないので、「こういうのを作りたい!」と思ってもそれがNGだったりすることも。
例えば、
・色の変更可否(白黒が可なのか不可なのか、反転ならOKか、等)
・アイソレーション(ロゴの周りに余白をどれくらい確保しないといけないか)
・ロゴカラー、サブカラー、コーポレートカラー(サービスロゴがあればコーポレートはそこまで意識しなくていいかも)
などです。
色味の話で行くと、ブース全体のデザインなども加味したりします。全体のトーンを揃えたり、あえてノベルティは反対色やサブカラーを使ったり、もしブース内で複数の商材を扱う場合はどうするか・・など、優先順位を考えながら、またノベルティを考えていく時の参考材料にするといいでしょう。
そして、予算
まあ結局は予算次第・・というところもあるのですが、その辺も交渉次第、状況次第だったりします。
・イベントの予算
・年間の予算
・部署の予算(どの部署が払うのか?)
・そのノベルティの汎用性(他イベントで使えそう→多めに発注して単価下げる、とかできるかも)
初めてノベルティを作るのであれば、高くてもまずは少なくこのイベント限定で・・という考え方もありますし、この辺りは周りとうまく調整ですね。。。一緒に考えてくれる仲間、背中を押してくれる上司がいることを祈ります。いない場合は頑張ろう
とはいえ結局何作るんですかね?
ここまで偉そうに書いてきましたが、結局は実例がないとわからないよね!ということで、参考までに具体的な例やアイディアを出してみます。決してこれに引っ張られすぎないように・・・!
ウォーターボトル(ペットボトル)
嫌われないノベルティといえばこれ!やや重めでかさばること以外は問題ない(?)と言えるでしょう。その場で飲まなくても持ち帰れるので、比較的受け取ってもらいやすいかも。私はPRウォーターさんにお世話になっていました。サイズや形も色々あります。
飲食関連なら、お菓子系(ビスコやブラックサンダー、うまい棒など)もロゴを入れるところがあります。ビスコは公式がやってるのですごい。
バッテリーやケーブル、コネクタなど電子機器関連
単価が上がりがちなのですが、使ってもらえる、役立つ、長く愛用してもらえるといえば電子機器関連。バッテリー本体などの高単価なものでなくてもOK。例えば、ANKER製品付属のマジックテープタイプのケーブルまとめ(?)をノベルティで作ってみたというブログをみたことがありますが、そういった機器に関する付属品、ケース、ポーチなどもありかも。ポーチなど人目に触れやすいものは、ロゴの主張にこだわりすぎずデザインを重視した方が良いかも。他にはUSBメモリなどももらったことがあります。
豪華ノベルティは「商談ブースで話を聞いてくれた人のみ」「(くじ引きなどを用意して)抽選で当たった人限定」など設定して個数を制限する、特別感を出すのもアリですね。
注意:ペンや付箋は喜ばれにくくなってるかも
以前、単価が安いからとロゴ入りペンを作ったことがあるのですが、概ね受け取ってもらえたものの、時々「もうペンはたくさんある」「最近スマホやPCがメインであまりペンを使わない」と受け取ってもらえなかったことが・・・。時代の流れですね・・・。
IT系サービスであればステッカーはよく見かけます。サービスの名刺替わりにもなるのでロゴにこだわりがある場合は特に良いでしょう。
今回は以上です。
少し偏った意見も入っていますが、参考になりましたら幸いです。